Icebreakに最適な小咄

アノ曲が頭から離れないのはなぜ?

おつかれ。

このあいだは、カップ麺が出来上がるまでにかかる3分について話をしたよな?

カップ麺の待ち時間が3分なのはなぜ?

あの3分間をどう使うか、センスが問われるところだよな。

きくのすけ

俺は最近なかなか聞くタイミングがない好きなカラオケ曲を、時間限定で聞いたりしているぜ。ところでなんだが…

特に意識せずに頭の中で、なんとなく曲が流れて、なんとなく口ずさんで、それがループする状況に陥ったことはないかい?

ガッツだぜ! とか、 島唄よ風にのりぃ~♪ など

アレってさ、何で起こるのかアンタ、知っているかい?

きくのすけ

ぼーっと生きてちゃ、無限ループだぜ。

あの現象にはな、実はちゃんとした”イヤーワーム現象”って学術名があり、

脳が欲しがっちゃったり、迷っている現象(たぶん)

なんだぜ。

イヤーワーム(ear warm)現象はその特殊性から研究者も少なく、なかなか研究が進んでいませんでしたが、2010年頃からちらほら論文も書かれるようになった、比較的新しめの研究です。この現象が起こる理由には2つの説が考えられており、まだまだ研究途上といった段階です。
1つ目の説は「脳が続きを聞きたがっている説」で、脳の聴覚野という部分が、親しんだ音楽の聞こえた部分から聞こえない部分を補完しようとしているものであると考えられています。例えば、
「パプリ~カ、花が咲い~た~ら~…」
で音楽を止められたとしたら、脳は「続きが聞きたいよー!」となり、
「晴~れた空に種~を撒こう♪」
の部分を記憶野から補完し、勝手に脳内で再生するのです。これが耳から聞こえたような錯覚を起こすことで、現象が起こると考えられます。
2つ目はインパクトのある音楽、キャッチーなメロディに対して、「脳が音楽のループから抜け出せなくなっている説」です。現代の音楽はマーケティング的な観点からも、より視聴者の感覚を掴もうと、繰り返し(ループ)構造を意図的に仕込まれています。似たメロディの構造に引っ張られることで、原曲では次のパートに進んでいくようになっているものが脳内の記憶野から再生される音楽では無限ループしてしまう、という現象が起こるのです。(事例後述、諸説あり。)
またこれは、脳が疲弊している時や、考えることが多くあるタスクの飽和状態のときによく起こるとされています。

だから、「なんか、脳内で音楽がずーっと無限ループで再生されているんだ」ってやつに会ったら、

きくのすけ

ちょっと気分転換に一服でも行くか。

って、リフレッシュに付き合ってやってくれ。

きくのすけ

ちなみに、無限ループを引き起こしやすいJ-popベスト3ってのがあってな…

★第3位:YMCA/西城秀樹(サビのキャッチーなメロディがエンドレスな良曲)

★第2位:U・S・A/DA PUMP(同じくサビの部分、あとカ、カ、カ、カーモンベイビィ~も終わらない悪魔の中毒曲)

★第1位:夜に駆ける/YOASOBI(前奏、間奏、Bメロ、サビetc…と、至る所にループが仕掛けられており、1度脳内再生が始まったら小1時間は終われない神曲)

だそうです。洋楽ではBlowin’ in The Wind/ボブ・ディランなどが有名で「ディラン現象」などとも呼ばれることがあるとかないとか。(個人的な見解です。)

皆さんの無限ループ曲は何ですか?