おつかれ。
このあいだは、野球の「ストライク」が生まれたきっかけについて話をしたよな?
元々が審判の感情を言葉にしたものだっただけに動きが激しく、それがエンタメ性まで持っちゃった、って話だよな。あれ以降、野球中継見てても審判にしか目が行かないから試合結果が全く頭に入ってこないぜ。
審判(アンパイヤ)の動きが激しすぎて、見てるコッチは心配や(シンパイヤ)ってところだな。プックック…おっと失礼、思わず出ちゃったぜ。
ところで…
おやじになると何でおやじギャグが思わず出ちゃうのか、アンタ、知っているかい?
ぼーっと生きてちゃ、イケナイぜ。
おやじっていう生き物がなぜおやじギャグを口走っちまうかというとだな、
発達と劣化の絶妙なコラボレーション
によるものなんだぜ。
おやじギャグが生まれるのは、脳の下側にある側頭連合野という部分で、言葉についての記憶や情報が蓄積されています。例えば「バナナ」とう言葉を耳にすると神経細胞を伝って側頭連合野に蓄積された言葉の中から次々に「バナナ」に似た言葉が浮かび上がり、その時に最適な最適な連語がおやじギャグとなるのです。1つの言葉や記憶から他の記憶を思い出すことを「連想記憶」と言い、中年男性30代から50代にかけてそのピークを迎えることから、この期間は連想記憶の達人とも言える期間になります。一方で、理性を司り、感情をコントロールする前頭葉が加齢とともに衰えるのも50代と言われており、思いついたことを抑えられなくなるため、ついついおやじギャグを言ってしまうのです。
だから、ここはおやじギャグを言ってしまうおやじってのは、「頭脳はおやじ、理性が子供」のアンバランスな状態ってやつってことなんだ。
これを現代では、江戸川コナン症候群というんだぜ(大嘘)。
という冗談はさておき、実は調べてみると親父ギャグには様々なメリットが報告されていることがわかったぜ。
おやじギャグは家族とのコミュニケーションの1つとして、家族内の融和に貢献したり、言葉の連想によって子供の言語能力向上に寄与したり、恥じらいへの対処法を実演することで、感情調整や回復法の模範となる、なんて効果もある、らしいぜ。
おやじギャグは世界中の様々な文化に存在し、それぞれの文化に合わせた形で発展しています。アメリカ、イギリス、日本、インドなど、各国独自の親父ギャグがあります。
おやじギャグを言うオヤジは、一見すると恥ずかしさを感じさせる存在かもしれません。しかし、その背後には子どもの成長を促し、家族との絆を深める意図があります。親父ギャグは、オヤジの愛情表現であり、子どもの成長を支援する重要な役割を果たしているのです。