アウトプットのすゝめ

アウトプットの基本法則3「成長のため、最後にして最重要なプロセスは”振り返り”」

インプット・アウトプットのサイクルを順調に回し始めたきくのすけにさらなる壁が立ちはだかる。ふと今までのことを振り返ると、案外記憶に残っていないことに気づいてしまったのだ。
地頭の悪さなのか、要領の悪さなのか、「始めるモチベーション」は高い反面、「続けるモチベーション」低めのきくのすけは若干折れかけてしまうのであった。

きくのすけ

だめだー!勉強して、覚えて、アウトプットする。言われたことは実行しているはずなのに、なかなか結果が出ないよぉ…

きくのすけには、このメソッドは合わないのかもしれない…

サルタピコ

まだ初めて2週間と経っておらんじゃろう!泣き言を言うな、きくのすけは結果を急ぎすぎなのじゃ。彼女ともそれでうまくいっておらんくせに…

きくのすけ

わかってんだよ!「きくのすけはいつもすぐ結果を欲しがるね」って昨日も言われたばっかだよ!

てかなんでそれを知ってるんだよぅ!プライバシーもへったくれもないな!神さまコノヤロウっ…!

サルタピコ

わかるぞ

きくのすけ

神さまに何がわかるってんだ!きくのすけの気持ちなんてっ…

サルタピコ

目に見える成果が「すぐ」欲しいというのは、誰にでもある感情じゃ。誰しも物事を始めたら「うまくいって欲しい」「成長を感じたい」「他者から称賛されたい」と思うものじゃ。特に行動「そのもの」に楽しみを見出していない場合、その行動から得られる快感に意識が行くのも当然と言えよう。

うぬは、情報発信をしたい!文章をいっぱい書きたい!のような気持ちでブログ始めたわけではなかろう?

きくのすけ

そうだね、黙々と仕事をしている日々に漠然とした不安を抱えて、自分が成長できる「ナニカ」を見出したくて始めた、だったかな。

サルタピコ

そうじゃろう。つまりうぬが快感を感じるためには、「ブログを書く」→「成果が出る」→「楽しく感じる」のステップを踏む必要がある。

  • サッカーを始めて、ボールを蹴ること自体が楽しい
  • ゲームで難しいステージをクリアすること自体が快感

のように「行動=楽しい」ものと違い、きくのすけはブログを書きながら、自身の成長という成果を見出して初めて「楽しい」を感じることができる、つまりはモチベが上がる、となるのじゃ。

きくのすけ

ステップが1行程多いのね

サルタピコ

まさに副業を始めたばかりの者は、その副業をもって収入アップや収入源の拡張を目指しておる。つまり、行動(せどり、ウェブライティング、ブログ運営等)をしながら、結果(収入)の如何で喜びを感じている、ということになるのじゃ。

きくのすけ

なるほどねー。今まできくのすけ、何か新しいことを始めようとするエネルギーはバカみたいにあるのに、どうしても続けられない、これ「性格・性根」だと思っていたのだけれど、なぜ始めたことを継続できないか、が明らかになったわけだね。「成果」=「楽しみ」を見いだせていなかった、と。

サルタピコ

うむ、そんなきくのすけにはアウトプットサイクルの最後の1ピースが助けになるかもしれぬのぅ。

きくのすけ

わ、ワンピース…?

サルタピコ

それはな、フィードバックじゃ

きくのすけ

覇気みたいなもの…?

サルタピコ

何を言っておるのか、よくわからんが…

要するに「振り返り」のことじゃ。インプットとアウトプットを繰り返す螺旋階段を登ることで自己成長をしていくと話したじゃろ?しかし、「振り返り」なくして自己を向上させることはできぬ。

ラットホイールをくるくる回るハムスターのようにその場から進めず、疲弊していくばかりじゃ。

きくのすけ

画像挿入とは、またウデを上げたな

サルタピコ

まぁの。わしも日々成長しておる。

きくのすけ

まぁいいや、そのフィードバックについて詳しく教えてよ!

サルタピコ

よかろう。

フィードバックは一連のインプット・アウトプットの後に、それを振り返って修正を加える行程じゃ。「見直し」「反省」「改善」「方向修正」「微調整」そして「原因究明」じゃ!

きくのすけ

難しい言葉が並ぶと眠たくなります。

サルタピコ

(…まったく。)よいか?

何かを学び、アウトプットしたならば上手くいったときも、失敗したときも、その「理由」を考えるくせをつけるのじゃ。

きくのすけ

上手くいったときは、きくのすけのやり方がよかったおかげ。

失敗したときは、運が悪かった、かな。

サルタピコ

…逆じゃ、オロカモノ

きくのすけ

…っ!?

サルタピコ

上手くいった時が、運がよかった時、

失敗したときはやり方が悪かった時じゃ。

きくのすけ

なん…だと!?

サルタピコ

考えてみるがよい。いままでやったことのないことに挑戦しておるのじゃ。失敗して当たり前、上手くいったならそれはただ「運がよかったから」たまたま上手くいった可能性が高いのじゃ。
逆に本に書いてあること=成功した者のやり方を模倣し「これならいける」と思ってやったことがうまくいかなかったならば、それはうぬのやり方が間違っていたに決まっておろう!

少なくとも、そう考えなければ成長は見込めんぞ。

サルタピコ

まぁ、原因は第3者的目線で冷静に分析することも大切じゃが、うぬのような勘違いは、まずその甘ったれた自己認識を改めることが肝要じゃ。

きくのすけ

むぅ…返す言葉がナッシングだ

サルタピコ

話を戻すぞ、結論、次の2つを心がけるのじゃ

・アウトプットが上手くいった場合⇒難易度を高めに微調整して再挑戦

・アウトプットが上手くいかなかった場合⇒原因を分析しやり方を微調整して再挑戦

きくのすけ

ふむぅ…なるほどーとは思うけど、失敗したくて失敗してるわけじゃあないから原因なんてわからないよ。てかわかってたら失敗しないようにするし…

サルタピコ

そうじゃな。ヒトは自らの行いを省みるのがニガテな生き物じゃからな。

きくのすけ

返す言葉もないよ

サルタピコ

ならばまずは、上手くいったことを伸ばす方に注力してみると良いぞ。「長所伸展」と「短所克服」では圧倒的に前者「長所伸展」がやりやすいし、自身もつき、成長の「楽しさ」も感じることができるからオススメじゃ。

きくのすけ

おーけぃ。やってみるよ。

サルタピコ

自分の落ち度にばかり目をやるのではなく、「何ができたか」「何を出せたか」に注目して、自分を褒める、これを「喜び」とできれば、先に説明した成長のモチベーションが見出しやすくなろうぞ。

今日のまとめ

・アウトプットサイクルに慣れてきたら、最後の概念は「フィードバック(振り返り)」だよ!

・振り返りには、「見直し」「反省」「改善」「方向修正」「微調整」そして「原因究明」が挙げられるよ。その外にもあるから自分で案出してみよう!

・はじめは「短所克服」<「長所伸展」を考えて、上手くいったことを難易度を上げて続けていく方が、自信や楽しさが見出せるのでモチベーション維持に良いよ!

これでアウトプットの基本方針はおさえることができた!きくのすけはアウトプットサイクルを回し続け、成長の螺旋階段を登ることができるのか。

次回以降は、アウトプット基本技法「話す」「書く」「行動する」それぞれにフォーカスして、詳細なやり方をサルタピコが紹介してくれるよ!

お楽しみにね!

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