【きくのすけ(大池 菊之輔)】
社会人として何の疑問も持たず今の職場に何十年も勤め上げたが、将来への不安や世界情勢の変化から「このままのほほんと生きて良いハズがない!」と気づいた【目覚めし人】。しかし、中途半端な知識と知見、何より漫然と生きてきた人生経験の薄っぺらさのせいで、「何かしなければならない」とは感じているものの、「何をすればよいのか」が全く見当がつかない【いま一歩足りない人】。日々色んなことを頑張ろう、とは思いつつも、忍耐力が無く、ダイエットも自己啓発の教えも3日以上続いたことがなく、一念発起で副業としてブログを始めるも、継続ができず2度の失敗を経験。継続できない性根を最近やっと自覚した【遅すぎる人】。エリートコースとはいえない泥臭い経歴を歩んできたため、プライドや自尊心というものは皆無で、こと模倣すること、パクること、に抵抗がないのが強み。サルタピコの飼い主で、最初の教えである『10000時間の法則』を体現することで、プロのブロガーを夢見て奮闘中。猪突猛進な性格で視界教唆に陥りやすい。
【サルタピコ】
導き、道案内のカミサマとしてあがめられる存在である猿田彦大神が、昨今のスタートアップブームで引っ張りだこの中、なかなか成功できない人々を憂いて流した涙の結晶が顕現したもの。菊之輔の家に居候しながら、日々「それっぽい知識」を与えていくが、その実は菊之輔が買ったのに読んでいない自己啓発本から使えそうな知識を、わかりやすく租借して伝えているだけ。ちなみに元カミサマだったものの、小さすぎて奇跡や神通力とか、そういうのは皆無。
【パイセン】
菊之輔の先輩であらゆる経験が豊富。離婚、借金、から投資詐欺にいたるまで、ありとあらゆる人生の失敗と名の付くものはたいがい経験済み。仕事への意欲はなく、日々楽をしたい、休みをもらいたい、でも金は欲しいとのたまうダメ人間。一方で自分が今の職を失ったら生きていけないことは自覚しており、ギリギリ首にならないラインを死守するなど、そのバランス感覚は鋭い。悪い奴ではないけれど、断じて良い人ではない。菊之輔は「反面教師にしたい先輩」という意味で、敬称をひっくり返し「パイセン」と呼び、親しくしている。
菊之輔の先輩であらゆる経験が豊富。離婚、借金、から投資詐欺にいたるまで、ありとあらゆる人生の失敗と名の付くものはたいがい経験済み。仕事への意欲はなく、日々楽をしたい、休みをもらいたい、でも金は欲しいとのたまうダメ人間。一方で自分が今の職を失ったら生きていけないことは自覚しており、ギリギリ首にならないラインを死守するなど、そのバランス感覚は鋭い。悪い奴ではないけれど、断じて良い人ではない。菊之輔は「反面教師にしたい先輩」という意味で、敬称をひっくり返し「パイセン」と呼び、親しくしている。
【ズメちゃん】
猿田彦大神の伴侶にして芸と舞踏の神天鈿女命(アメノウズメノミコト)がサルタピコを追って地上に放った髪の毛から顕現した女神の欠片。怖いもの知らずで何事にも物おじしない性格。配慮や気遣い、言葉選びが雑ですぐに毒を吐く。責められるとすぐ「じゃあ脱げばいいんでしょ」と開き直る微妙なメンヘラ女神。